周手術期 〜術後イレウスの看護問題 看護過程〜
みなさん、こんにちは。
看護研究科の大日方さくら(@lemonkango)です。
周術期 術後の看護でよく学生さんが良くアセスメントできないのが「術後の排便のニード」に関連する看護問題〜看護過程の実践だと思います。
今回は術後イレウスについて看護問題〜看護計画の参考例を紹介したいと思います。
術後イレウスの看護目標
①全身麻酔後の覚醒から消化器症状が改善し蠕動運動みられるようになる。
②消化器症状が改善し蠕動運動がある。
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術後イレウスの看護上の問題
#全身麻酔により消化器機能の抑制が生じ腸管の運動麻痺が起こりイレウスが生じるリスク
術後イレウスの具体的計画
<観察項目>
1.嘔気、嘔吐、腹痛、腹部膨満感、吃逆の有無と程度
2.排ガス、排便、腸グル音の有無
3.腹部X-P所見
4.体動の状況
5.胃管からの排液量、性状 6.食事量の程度(絶飲食なのか、食事が開始されているのかについて)
<援助計画>
1.安静範囲内で体位変換、早期離床を積極的に促す
2.温罨法、腹部マッサージにて腸蠕動を促進する
3.必要時、医師の指示により浣腸、坐薬、注射を行う
4.離床時の胃管の管理を行う
5.輸液管理を行う
<教育計画>
1.早期離床の必要性を説明し腸蠕動の亢進につとめる
2.鎮痛剤の使用と腸蠕動の低下の関係について理解を求める
術後イレウスのアセスメント
アセスメントの一例
麻酔薬の効果により消化器機能抑制、腸蠕動運動が抑制される。
そのため、術後は排便が停止する可能性がある。 術後◯日目では排ガスあり、腸蠕動運動が開始され始めている。食事量も全量摂取、術後より歩行訓練を行なったことから腸蠕動運動が亢進され排便があったものと推測する。
まとめ
術後、イレウスリスクは周手術期の患者さんを受け持つ場合、必須の看護問題となります。
「何の手術なのか?」実習に行く前の情報提供時に年齢、疾患、手術内容は提示されますので情報をもらったその日に排便のニードのアセスメントを行いましょう。
そのために、手術=麻酔を使用する という思考過程をしっかりと見に付け術後は何が排便のニードで問題になるのか、付随して術後絶飲食となるようなら食事のニードが不足すると消化器系にどのような影響が出るのか、もしくは、治癒過程にどのような影響が及ぼされるのか しっかりと事前学習を行い実習にいきましょう!
そうしないと・・・ 寝れない日が続きますよ汗!
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